半導体からMAG 7まで — 全面安の6つの核心ポイント

半導体からMAG 7まで — 全面安の6つの核心ポイント

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TL;DR ナスダックは弱かったが、半導体が支えていた。その半導体も崩れ始めた。SMHは400から375へ下落、NVDAはレンジ下方ブレイク、AVGOは200 SMA割れ、MU・MSFT・GOOGL・AMZNも軒並み重要レベルに接近。市場に安全な場所はもうない。

個別銘柄に入る前に全体像を確認しよう。SMH(半導体ETF)が水曜日に398〜400から375まで下落した。ナスダックがすでに弱い状態で、そのエンジン役だった半導体まで下落すると、下方加速は避けられない。

SMHがここで反発できなければ、200 SMAの340まで追加約30ドルの下落余地が開く。以下が今注目すべき核心銘柄だ。

1. エヌビディア(NVDA) — レンジ下方ブレイク

エヌビディアが数ヶ月維持していたボックス圏を初めて下方にブレイクした。200 SMAを下回った後、リテストで正確に拒否され再び下落した。

200 SMAリテスト後の拒否から急落。SPYで見たのとまったく同じパターンが個別銘柄でも繰り返されている。

2. ブロードコム(AVGO) — 200 SMAフリップ

AVGOが200 SMAを下回ってフリップした。285を失えば、急速に悪化する可能性がある。最近まで半導体セクターで相対的な強さを見せていた銘柄だけに、このブレイクダウンの意味は大きい。

3. マイクロン(MU) — 流動性空白ゾーンへ

メモリ半導体の中で比較的善戦していた銘柄だ。360〜365付近をサポートしていたが、そのレベルを失った。

上がる時に速く上がったなら、下がる時も速く下がる。330、325を割り始めると流動性の薄い区間に入り、200 SMAまでの距離は現在価格から100ポイント以上ある。下落加速の構造だ。

4. マイクロソフト(MSFT) — 340需要ゾーンの最終防衛線

半導体から視線を移そう。マイクロソフトが週足の需要ゾーンである340付近に下落している。このレベル自体は買い場と見ることもできる。

しかし350を明確に失えば、率直に言って悪夢になりかねない。チャート上、その下のサポートはかなり遠い距離にある。PER基準ではマイクロソフトもメタも割安圏に入ってきた。「AIバブル」と言う人もいるが、これらの企業の実需は減っていない。サプライチェーンの混乱で生産が縮小しない限り、収益創出力は健在だ。

5. アルファベット(GOOGL) — 初めて200 SMAに接近

グーグルが今サイクルで初めて200 SMAに近づいている。MAG 7の中で比較的堅調だった銘柄であるため、このレベルでの反応が市場全体の重要なバロメーターとなるだろう。

6. アマゾン(AMZN) — 200フリップ、195〜190の見通し

アマゾンが200 SMAを下回ってフリップした。安値圏に戻ってきており、195から190方向に向かう可能性が高い。アマゾンまで崩れれば、これは特定セクターの問題ではなく市場全体の問題だ。

弱い銘柄についていけ、無理にショートするな

AMDを例に挙げよう。水曜日に220まで上昇した後、203まで下落した。211ギャップの下に入った瞬間が本当のショートエントリーだった。しかし203以下で無理にショートを取るのは危険だ。AMDはNVDA、AVGO、MUと比べて相対的に強い銘柄だったからだ。

核心原則はシンプルだ。すでに弱い銘柄のトレンドに従え。まだ弱くない銘柄を無理にショートしようとするな。テスラのように既に弱い銘柄でブレイク&リテストを捉える方が、はるかに確率の高いトレードだ。

天底を当てようとする試みはやめよう。市場全体のモメンタムがどこを向いているか、強弱がどこに集中しているかに注目することが、今できる最も賢明なアプローチだ。

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Ecconomi

米国大学 Finance & Economics 専攻。証券会社レポートアナリスト。

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